2021年02月02日

ハイエース 1台の損益計算書

朝礼で、ある社員から、ハイエースに積み込んで納入している主力商品の日別生産数の実績と2月の計画をまとめた一覧表が全員に配られた。
5円玉よりひと回り小さい直径16ミリ、厚さ1.5ミリのゴムスポンジパッキンで1カ月に200万個出荷する品番がある。
そのために、専用の高速プレス機で毎日コンスタントに10万個生産している。
 
一般論として、毎月200万個出荷する製品が、コロナ禍の影響で2カ月にわたって100万個/月の出荷に半減したとすると、通常の200万個/月のペースに戻すためには、3カ月目に、当月の200万個と、過去2カ月の不足分100万個+100万個合計200万個を上乗せして、400万個出荷しなければならない。減産した100万個/月に比べれば4倍の変化が求められることになる。
 
構造的なこういう理由も予測して在庫を増やしたが、納めても、納めても注残が納入数を上回る欠品状態が続いた。
 
彼の資料には、先月は20万個が未納になり、得べかりし利益が△△円減ったと記してある。
その他にも、どういう経路を通って、計画的にまとめて配送すれば、高速道路代やガソリン代が節約できるかを意識しているという。

2月分は毎日12,000個上積みすれば欠品が解消できるので、12%の生産を増やせるよう協力していただきたい』というのが彼の結論であった。
 
ハイエースの荷台に積み込んで納入した売上から原価や費用を引いたものが利益であることをいつも意識しているからだと彼は付け加えた。
 
こうした発言を全員が聞いている。PDCAのマネジメントサイクルを示した良い朝礼になった。
 

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