2021年05月25日

花の歳時記 5月 バラ

花の歳時記 5月 バラ このシリーズも令和2年6月のあじさい(アナベル)から始めてちょうど1年になりました。
紅白歌合戦でトリを務める歌手のように、1年を締めくくるにふさわしい5月の花はバラしかないように思います。
 
写真は、我が庭の「アイスバーグ」という品種の四季バラ。1年に何度も咲きます。
房咲きに固まって咲く清楚な純白の白が美しく、トゲも小さめで、丈夫で、花びらが散るまで、長くきれいな状態を保ってくれます。
 
さて、バラに関する最古の資料は、古代中国、エジプト、ギリシャ、ローマ時代に遡ります。
古代エジプトでは、装飾としての花と同時に、衛生が不備なため香水が必需品であり、戦士はバラの香油を塗って戦いに臨んだらしい。
また、クレオパトラがローマのアントニウスを迎えるために膝が埋まるほどのバラの花を敷き詰めたという逸話が残っています。
加藤登紀子が訳して歌った「百万本のバラ」を彷彿とさせますね。
 
フランスでは、ナポレオンの最初の妻「ジョセフィーヌ」は当代随一のバラの愛好家として知られ、イギリスでは、バラ戦争がシェークスピアの創作のおかげで一段と有名になりました。バラはその長い歴史の中で、宗教、社会、文化とともにあり、愛とロマンスを象徴する特別な花であります。(キャサリン・ホーウッド著「バラの文化誌」より)
 
日本では、全国にバラ園、ローズガーデンと呼ばれる名園はたくさんありますが、東京では「旧古川庭園」や「新宿御苑」、横浜の「山下公園」や「港の見える丘公園」などが思い浮かびます。
地元に帰ってからは、愛知県豊田市にある「花遊庭(かゆうてい)」に規模は大きくありませんが、年に何回も足を運びます。結婚式場にもなっているチャペルからの小径は、コッツウォルズガーデンから奥のローズガーデンまでバラが好きな人には堪らないエリアです。また、「花遊庭」には茅葺の茶室もあって、和風の庭も楽しめます。
 
バラは、バラ科・バラ属で、2,400種におよぶバラに名前がついていて、上述の「アイスバーグ」もその1つ。バラの樹形のタイプからは、木立ち性のブッシュ・ローズ、半つる性のシュラブ・ローズ、つる性のつるバラ、そしてミニバラに分けられています。
 
そして、バラは香りも魅力的です。甘く華やかな香りのダマスク系と、紅茶のような優雅な香りのティー系の2系統があり、特にティーローズの香りは、ハーブ系の数倍の「鎮静効果」や「安眠効果」があるそうです。
 
バラの全般の花言葉は「」「」。
赤いバラの花言葉は「あなたを愛してます」。
ピンクのバラの花言葉は「しとやか」「上品」「感銘」。
白いバラの花言葉は「純潔」「私はあなたにふさわしい」。
など、控えめとは言えない花言葉が並びますが、それだけ魅力的ということでしょう。

 
 

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