2016年04月13日

毎朝のそうじ

少し前のことです。
ベテランの社員が定年を過ぎた後も、嘱託で働いてくれていましたが、辞意が固く、健康寿命などを考えると、いつまでも引き止める訳にもいきません。
退職する彼を含め全員で作業引継ぎ・分担の打ち合わせを何回も行いました。
通常業務については、これはAさん、あれはBさんというように決まりましたが、彼が誰に指示されるともなく毎日続けた掃除をどうするかに話題が移りました。
私も始業時間の30分前には着くように心掛けてはいますが、そのとき彼は既に工場の外を掃除していて道路の反対側まで丁寧に掃いています。
夕方の構内の床のモップかけも彼に頼っていましたので、さあどうしようか、当番制にするかなどと思っていたら、「始業の少し前に全員でやれば早く済むでしょ」という誰かの提案に全員が賛成したので、さっそく人数分の新しいチリトリとモップを買い足して、翌朝からワイワイと始めることになりました。
先輩社員の姿を長年見てきた後輩たちが、ヒョイと引き継ぐ光景こそ何よりも貴重でありがたいとおもいます。
貸借対照表には載りませんが、大事な財産です。
 




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