2018年02月27日

”だめで元々”の要求で失うものについて

仕事を進めているといろんな要求を受けたりするし、相手にお願いする機会も多い。   
       
要求する側が、だめで元々というつもりで、言ってきたことについて 
受ける側に道理が納得できれば、特段のストレスは起きないが、     
その中に”我欲”や”いやしい”心理が見えたりすると嫌な気分になる。     
       
       
たまたま「山崎武也の「一流の条件」(1993年11月第1版)」   
という少し古い本を読んでいたら、同様のことが書かれてあった。   
       
『要求が通ればこのうえなく満足すべき状況になるし、     
通らなくても失うものはないと考えている。       
ところが実際には、かけがいのないものを失っているのだ。 
人間としての信用に傷がついているのに気がついていない。 
思慮分別のない軽薄な人だという評価をされてしまう。     
しかも、そういう人は相手にちょっと弱みがあるようなときに要求を出すので、       
卑怯な人という印象を与える可能性もある。・・・  
要求が通らなかったら、「元々」ではなく「大損をする」という意識をもっていなくてはならない。』     
       
著者は昭和10年生まれなので、現代でもそのまま通用するかわからないが、 
自分の感覚があながち特別ではないと思った。     

いたずらに控え目にすることもないけれど、お互いに相手への理解を優先して、できるだけ透明な気持ちで進めていくことが重要だと思う。       
 


2018年02月27日

永守語録と組織改革

日本電産の永守社長交代人事が平成30年2月15日に発表された。          
M&Aを行った54社を含め、傘下にした会社は押しなべて収益を良化させている。          
炎の永守語録にも「脱皮しないヘビは死ぬ」とあるように、信念を持って    
リーダーシップを発揮してきたのだろう.。
後任の社長の手腕に注目したい。
                     
これで思い出したのは、「十八史略」の中の「三国鼎立(ていりつ)」という章のくだり。        
                 
ある部下が諸葛孔明に向かって、                      
「むかし、高祖は法三章を定めて民心をつかんだというではありませんか。軍師も法を      
ゆるめて、民の望みに添うようにしていただきたい」というと、孔明は            
「貴公は一を知って二を知らぬのだ。高祖は秦の苛政のあとをうけたから法をゆるくされた  
のだが、益州の政治はこれまですっかりゆるんでいたのだから、これを引き締めて威信を        
立て直す必要があるのだ」と答えた。かくて蜀は立派に治まった。        
                       
とある。                      
業績がふるわない組織・会社には大概甘えや緩んだ規律があるだろうから、          
永守氏のやり方は、こうした史実?からも証明していることになる。          
必ずしも同じやり方をして成功するとは限らないし、実際場面での苦労は相当のものだろうが      
仕事の基本的なところから、しっかりと見直す努力を続けていかなければならない。        




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