2021年02月12日

花の歳時記 2月 梅の花

令和3年2月の花は梅を選びました。
写真は、愛知県知多市にある「佐布里緑と花のふれあい公園」2月11日に咲いた梅。
ここには桃の木に梅を接ぎ木した「佐布里梅」をはじめ25種類、6,000本の梅の木が植えられています。
 

花の歳時記  2月 梅の花 梅を詠んだ歌では、
菅原道真の
東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」が有名ですが、
淡交社が出版している「なごみ」2月号に、京都の和菓子屋さんが、
梅の花 降りおほふ雪を包み持ち 君に見せむと 取れば消(け)につつ」万葉集 詠み人知らず
(梅の花に降り積もる淡雪を、そっと手のひらに包み込んであなたに見せようとしたら、たちまち雪は消えてしまった)という素敵な歌を紹介しています。
白梅の上に積もる雪にはわずかでも梅の香りが移るのではないかと詠っているように、梅は香りを詠った歌も多い。
また、雪との組み合わせで、
「正法眼蔵 梅華の巻」に 「先師古仏、上堂示衆云く 瞿曇(くどん)眼晴(がんぜい)を打失(だしつ)する時 雪裡の梅華只一枝」と如浄禅師が、雪中に咲く一輪の梅華を通じて悟りの世界を説かれた名文があります。『セツリノバイカタダイッシ』というピシッとした響きに惹かれます。
 
さて、梅は、バラ科サクラ属の落葉高木、中国原産。花の色は白・紅・薄紅。
黄色い花を咲かせる蝋梅(ロウバイ)はクスノキ属ロウバイ科、黄梅(オウバイ)はソケイ属モクセイ科でいづれも梅とは別の植物。
梅の花言葉は、「上品」「高潔」「忍耐」です。寒さが厳しい時期に、凛と咲きほこる梅の姿からつけられました。

梅の名所として、
「大宰府天満宮」(福岡県)や、水戸徳川家ゆかりの庭園「偕楽園」(茨城県)などが有名ですが、調べてみると、人気スポットとして、富士山と梅の絶景ポイント「岩本山公園」(静岡県)、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の本に掲載された「いなべ市農業公園(三重県)」などが紹介されています。
地元、愛知県岡崎市にある「岩津天満宮(岩津天神)」の梅も情趣があって心が和みます。
茶店でお抹茶をいただきながら窓越しに梅の木を眺める景色をとても気に入っています。

暖かい日に、三密を避け、春を告げる梅を眺めに行くのも良いかもしれませんね。
 

花の歳時記  2月 梅の花 白梅が青空を背景に映えています。

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