2019年02月05日

経営理念1 従業員の幸福(続き)

 ホームページを公開したばかりのころに以下のように経営理念1と補足説明を掲載しました。
 
アサ倉工業は、仕事を通して社会に貢献し、働く喜びを共有します。
当社は社員、パート合わせて十数人の会社です。
ここで働く人たちが一番の財産ですが、人生のゴールデンタイムを会社で過ごします。
せっかくですから、明るく、元気に、誠実に仕事にとり組み、社会に貢献し、働き甲斐を皆で共有し、一人ひとりが豊かで幸せな人生を築いていく。
アサ倉工業はそんな職場を提供していきたいと考えています。
<補足>       
当社の経営理念には、39年間の会社勤めのなかで学んだ影響が大きいのですが、従業員の幸せを経営理念の第一に掲げていただいた会社で働けたことはなんと幸福であったかと感謝の気持ちでいっぱいになります。
その気持ちを受け継いで、ここで一緒に働く仲間たちが、自らを主人公とし、仕事を通して生きがい、働き甲斐を持てるように、そして、経営努力の果実を分け合って、物心ともに豊かな人生を送っていただくことを願っております。
===    ここまで 前掲済み   ===
2014年(平成26年)2月に当社に入社し、その当日から社長をやることになって早いもので、満5年が経ちます。
入社して数ヵ月後に「経営理念」を作り、1年半後にはホームページを立ち上げ、社内外に向けて強い思いでこの「経営理念」を発信しました。
その第一に掲げたのが、冒頭の   
 
アサ倉工業は、仕事を通して社会に貢献し、働く喜びを共有します。
です。 
これまで、わがままを言いながら、よくぞ一緒にがんばってくれてありがとうと仲間の皆さんにしみじみ感謝申し上げるしだいですが、5年を一区切りとして、主に、ハード面から振り返って見ます。
 
就任1年目には、構内の事務所を強い地震に耐えられるように梁と柱に火打金物や筋交い、壁構造補強などやれるところ全てに実施しました。
建物自体は軽量鉄骨の軸構造で屋根も軽いので地震には強いはずですが、大工仕立の事務室は不安がありました。従業員の安全確保が何より重要な中、良い業者に出会って想定どおりの補強ができました。
 
2年目と4年目には、ものづくり補助金の制度を活用し、ベンチプレスで筋力を鍛えるような重い作業台の直断機を女性にも優しく、安全で精度の高い設備に変え、また、ハーフカット(底面部を少し残す)できる高精度で生産効率の高い自動裁断機も導入しました。新人のパートさんにも作業負荷が小さくて操作がラクな設備です。
 
3年目の春頃、展示会で屋根用の「遮熱塗料」があるのを見つけ、その夏を凌いだ後、晴天が続き、隣の住宅が日中窓を閉められる11月末に屋根の塗り替え工事をしました。
外側の屋根表面温度を最大20度、室内を同5度下げられる(カタログ表示)効果のおかげで昨夏は、命の危険と言われた異常な暑さを無事乗り越えることができました。
 
さらに、5年目の秋、トイレの会社に長く勤めた私にとって気になっていた和式トイレを、ようやく、洋式トイレにリフォームしました。
大勢の人が使うため、洋式に変える心理的な抵抗も少しはあったのですが、終日立ってプレス作業をするパートさんから、”膝が痛い"と言われたきっかけもあり、血圧が気になる従業員もいる中で、シャワートイレや暖房便座のついたトイレは皆さんにとても喜んでもらいました。
 
『人生のゴールデンタイムを会社で過ごす』なかで安全でより快適な職場環境にしていくのは経営者にとってもっとも重要な課題だと思います。
今後も引き続きしっかり取り組んでまいります。
 
仕事が終わってから、定年後になってから・・幸福を求めることもありましょうが元気に仕事をしている「今」にあってこそ幸せを感じたいものであります。
 
仕事を通して「幸せ」な人生を築く ことに関連して、
板橋 興宗 (いたばし こうしゅう )という曹洞宗の僧侶の本の中で「しあわせ」について印象深いおとぎ話があったので紹介させていただきます。
 
あるところに、一人の木こりさんがいました。
昔は電気のこぎりなどはありませんから・・
(中略)・・

何十年も毎日毎日のこぎりで木を切り倒していました。
あるとき、十メートルほど前方に世にも珍しい、美しい「けもの」が現れました。      
しかし、木こりさんが「あれっ」と見つめると、すぐに消えてしまうのです。
(中略)
その美しい「けもの」はその後も時々現れては、だんだんと近づいてくるようになりました。
しかし、木こりさんが、のこぎりを引く手を休めて見とれていると、またすぐに消えてしまうのです。 
(中略)
木こりさんは、とうとう「けもの」が現れても気にすることなく、ゴシゴシとのこぎりを引くようになりました。
そのようにして何日か過ぎ去ったある日、突然、その「けもの」が、のこぎりの上にのっかってほほ笑んだそうです。  
この美しいけものを「しあわせのけもの」と言うんだよ。
  
 以上
 




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